Rebuild Factoryzの礒です。
今回はswitchノードの切り替えを、GeometryのDetailを読み込んで、それに応じてスイッチの値を設定できるようにします。
全体図

使ってるノードは4つだけで、シンプルなのでわかりやすいと思います。
1.BoxとTubeを用意

シンプルにBoxとTubeを用意しました。
特にいじってはいないです。
2.Attribute Create

Tubeの下にAttribute Createノードをつなげました。
Attributeを作成します。
Nameはaにして、Valueを1に設定しました。
3.Switchするぞ!
公式のヘルプでは、以下のように書かれています。
Detailアトリビュートの値を返します。
https://www.sidefx.com/ja/docs/houdini/expressions/detail.html
実際に使ってみましょう。

detail("../attribcreate1/", "a", 0)
SwitchのSelect Inputにコードを入力します。
attribcreate1ノードを読み込み、aという名前のアトリビュートの0番目の値を返します。
今回はaというアトリビュートに1と設定したので、Switchノードには1が入力されることになります。

その結果、Switchノードには入力0番目にBoxを入れて、1番目にTubeを入力しているので、最終的に1番目のTubeが表示されています。
Switchノードをエクスプレッション関数で扱えるようになると、Geometry自動生成を考えるときにかなり便利になります。
終わり
では今回はこれで終わります。