Rebuild Factoryzの礒です。
今回はVEXで使うPoint関数について触れていきたいと思います。
その名の通りpointを扱う関数なのですが、どのように使うものなのかを見ていきましょう。
全体図

今回使う例はシンプルにしました。
2つのノードしか使いません。
使用例


AddノードでX座標1の点を作成しました。
VEX

Wrangleノードで以下のコードを打ち込みます。
vector pos = point(0, "P", 0);
printf("%d\n", pos);
結果がわかりやすくするためにprintf関数を使ってます。
今回注目すべきは、point(0, “P”, 0)のところです。
()内を順番に説明すると、【1】Wrangleノードの入力0番目に入ってきたノードの、【2】Pアトリビュート、【3】その0番目を読みます。
ということです。
なので、Addで追加した0番目の点が持つポジションが読まれることとなり、結果は{1, 0, 0}です。
応用:2つの点があった場合

Addで2つ目の点も追加しました。
そこで、2つ目の点座標を読むためにコードを少し書き換えます。
vector pos = point(0, "P", 1);
printf("%d\n", pos);
変えたのは、point(0, “P”, 1)の最後の引数を0から1に変更。
これにより0番目の点ではなく1番目の点を読み込むことになりました。
このようにpoint関数は点座標を読むときに使われます。
終わり
では今回はこれで終わります。